繰り返しになりますが、住宅ローンは極力借りるべきではありません。
公務員や絶対に倒産しない超優良企業にお勤めの人であればいざ知らず、その他多数の中小企業にお勤めの人は、数年後に今働いている会社が生き残っているかどうかすらわからないのが正直なところだと思います。
ご存知の通り、住宅ローンを抱えた状態で、働き口を無くして無収入になってしまったり、収入が激減してしまったりして、ローン返済が滞ってしまったら、もはや任意売却しないことには家は競売によって二束三文で売り飛ばされてしまいます。
家を失ってしまうだけでなく、住宅ローンの残債まで背負ってしまうことになり、仕事の将来見通しも暗ければ、自己破産も現実味を帯びてきてしまいます。
住宅ローンは安易に借りるべきではない
そんなわけで
- 「安定した高収入」
- 「安定した職業」
これらを両方とも満たしていないのであれば、住宅ローンを組むことは、私的にはおすすめできません。
ですが、すでに住宅ローンを借りちゃったって人もいらっしゃると思います。
その場合は、「無駄遣いをせずに、余剰資金はなるべく住宅ローンの繰り上げ返済に充てる」ことを強くおすすめします。
ボーナスが出たら、すぐに車を買い替えたり、海外旅行に行ったりしてすぐに使ってしまうって人が多く見受けられますが、住宅ローンの返済がまだまだこれからの人は、遊興費に出費している場合ではありません。
住宅ローンは借金ですからね。
借入額や返済期間にもよりますが、利息だけでもかなりの額になってしまいます。
なので、住宅ローンは出来るだけ早めに返して、もし払い続けることが困難になったら、早めに家を売る方法の検討に入った方がよいでしょう。
ローン返済が滞って、競売にかけられたら、取り返しのつかない事態となってしまうのでご注意ください。
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