戸建てやマンション売却の流れと注意点マンション、一軒家、土地・・・

様々な種類の不動産がありますが、売却するまでの流れに大きな違いはありません。

家を高く、そして早く売るためには、売却についての全体像を把握しながら、早め早めに動く必要があるため、大まかな流れを理解しておくことはとても大事です。

家を売るには、約3~6ヶ月ほどの時間がかかかってくるので、売却を思い立ったら早めに行動することが重要になってきます。

戸建てやマンションなど、自宅を売却する際の一連のフローと注意点について書いてみました。

家を売ってくれる不動産会社を探す

家を売ってくれる不動産会社を探す自宅を売るためには、買い手を見つけて売買契約を結ぶ必要があります。

ただし自力で買い手を見つけてくるのは非常に困難なので、たいていの場合は不動産会社に一任することになります。

不動産会社選びのポイントは、「高く」そして「スピーディー」に我が家を売ってくれる優秀な業者を選ぶことです。

難しいように思えるかもしれませんが、「近所の不動産会社に丸投げしない」こと、そして「複数の不動産会社に査定してもらい業者比較をすること」を意識することから始めます。

業者に不動産の査定依頼をする

家を高く売るためには、不動産屋の都合で安い売り出し価格で我が家を売り飛ばされないことです。

家が売れると、媒介した不動産会社に売却代金の3%にあたる手数料が入るようになっていますから、多少安くてもいいから早く売りさばきたいと思ったとしても不思議ではありません。

それでは、売り手の私たちが不利益を被りますから、多くの不動産会社に査定(見積り)をしてもらうのです。

複数の優良な不動産会社から手間をかけずに査定してもらうシステムが、「不動産売却一括査定サービス」です。

  • 不動産売却一括査定「イエウール」

    イエウール

    イエウールは大手の不動産一括査定サイトで、提携している不動産会社の数は日本国内で900社以上になります。

    イエウールに登録することで、有名な大手不動産会社から、地元密着系の不動産会社まで、最大6社に一括査定依頼ができます。

    登録も一分足らずで、パソコンでもスマホでも簡単に登録可能です。
    査定額は不動産会社によってばらつきがあり、業者間で500万円の差が出る場合もあるので使わないわけにはいきませんよね。

    不動産は私たちにとって大きな資産です。
    マンションなど不動産売却で損しないためにも、イエウールの不動産一括査定サービスの利用をお勧めします。

「不動産一括査定サービス」の最大のメリットは、この一度の査定依頼で、多くの不動産会社から見積もりをもらえることです。

※あくまで見積もりをもらうだけなので、気軽に利用してみてください。もちろん査定をもらった後でも契約締結する必要は全くありません。

業者の査定額を比較する

ネットでの査定依頼を見て、興味を持った複数の不動産業者から連絡が入ります。

たいていの場合、電話やメールでの連絡になります。

複数の不動産会社から、不動産査定(売却金額の見積もり)をもらうことになるので、金額面、条件面など総合的に考え、売却先不動産を検討します。

疑問点は各不動産会社に確認することで、早めに解消しておくことが望ましいです。

不動産会社を決める

金額面、各種条件面など総合的に考え、依頼するの不動産業者を決めます。

もちろん、見積もりをもらった業者の全てが条件に当てはまらなかった場合など、今回は見送りたいという場合は契約する必要はありません。

その場合は、メールや電話で断る旨の連絡を入れてください。

不動産会社と媒介契約を結ぶ

上記で希望する不動産会社が見つかった場合、媒介契約を結びます。

契約に際し、販売を依頼する為に必要な不動産売却の金額や販売期間や手数料などが確約事項として盛り込まれます。

大事な契約になるので、あらかじめ不動産業者に契約に関しての詳細について説明を受け、疑問点がない状態で契約するのが良いと思います。

不動産会社が販売活動を開始

契約締結後、不動産会社が不動産を売るための販売活動を開始します。

新聞の折込チラシや、住宅情報誌、WEBサイトやインターネット広告を活用した販売活動になります。

不動産会社によっても異なってきますが、一般的には販売活動状況の報告が定期的にあり、こちらからも都度確認することが出来る状態になっています。

不動産売買契約を結ぶ

不動産業者の販売活動を通して、購入者が決まれば、晴れて売買契約を結ぶ流れとなります。

売買契約締結の際には、不動産業者のサポートの元、販売金額など支払い諸条件をはじめ、受け渡し日などの取引に関する諸条件を書類に盛り込んでいきます。

金額の受領により販売完了

不動産売買契約で合意した金額を受け取り、受け渡し期日までに購入者に不動産を引き渡すことで、不動産の販売が完了します。

※住宅ローンが残っている場合、抵当権の抹消が必要となるので、不動産会社に相談してください。

不動産会社は必ず複数業者を比較する【注意】

以上が、マンション・不動産売却の流れになります。

家を売ることに対する温度感は人それぞれだと思いますが、

  • 自分の家ってどのぐらいで売れるんだろう?
  • もし思っているよりも高く自分の家が売れるのであれば、売却を検討してもいいな

と考えているのであれば、気軽に「不動産一括査定」を使って不動産会社から話を聞くといいです。

実際に売るかどうかは、その提示された見積もり額を見てから判断すれば全く問題ないですからね。

どの不動産一括査定サービスを活用しても、また不動産の種類が、分譲マンション、一戸建て、土地、ビル一室、マンション一棟、アパート一棟、ビル一棟、店舗・事務所、工場・倉庫のいずれであっても、手順や流れにそれほど大きな違いはないと思いますが、詳細はその都度、不動産会社に確認するようにしてください。

競合させないと業者は高く売ろうとしない

私たちマンションなどの不動産を売りたいと思っている側は、多くの不動産屋からもらった査定の中で最も高い(条件の良い)査定額を提示してくれたところに売るだけなので、とても簡単でシンプルです。

また、多くの不動産会社から見積もりをもらえるということは、業者間で価格競争が発生するため、結果的に売却額を吊り上げることができます。

つまり、できるだけ高く自分のマンション、持ち家など不動産を売りたいと思っている人にとって、「不動産売却一括査定サービス」はなくてはならない重要なサービスだということができます。