夫婦二人と子供1人での生活、つまり3人家族の場合、2LDKと3LDKのどちらを選ぶ方の割合が多いのでしょうか。
マンションや一戸建てを選ぶ場合、価格やエリアも重要ですが、それ以上に間取りをどうするかが重要になってきます。
賃貸であれば、引っ越しすることで今の間取りを変えることも難しくはないですが、分譲マンション・戸建てを購入するのであれば、後で間取りを変えるということは、買い替えるということと同意味になるので、決めるのにより慎重にならざるを得ませんよね。
そこで、「3人家族(三人暮らし)の場合「2LDK」と「3LDK」のどちらを選ぶケースが多いのか」、調べてみました。
3人家族の場合2LDKに住む割合が多い
「3人家族がどの間取りに住んでいるか」分布状況を調べるため、民間企業が調査したデータを参照してみました。
その結果、「3人家族が住んでいる間取り」を割合が多い順に見てみると
- 2LDK・・・約2.5割
- 3LDK・・・約2割弱
- 2DK・・・約2割弱
- 3DK・・・約1.5割
といった分布になることがわかりました。
上記を見ると「2LDK」「3LDK」「2DK」「3DK」それぞれの割合がそれほど差がないことから、3人暮らしの世帯が、住まい選びに結構悩んでいることも容易に想像がつきますね。
ただし、結果から言えることとしては、親子3人(夫婦二人と子供1人)をはじめとした3人暮らしのケースに限って言うと、2LDKを選択している方が一番多いということがわかります。
この結果にちょっと意外に思った人も多いのではないでしょうか?
「3人家族に2LDKは狭いのではないだろうか・・・」
私も正直最初はそう感じました。
購入物件の場合、2LDKだと手狭で将来後悔する可能性も大
仮説でしかありませんが、結婚して2LDKの新居に住み始めて、数年後にお子さまができたという典型的なケースを考えると、手狭と考えていても、そのまま2LDKに住み続ける方が多いのではないでしょうか。
とくに都心や地方都市の場合だと、2LDKと3LDKの価格差は小さくなく、3LDKの価格に手が届かなく、2LDKを選ぶケースも多いという声も多く聞かれます。
つまり、上記調査によると3人家族で一番多いのが2LDKの間取りに住んでいるケースになりますが、この人たちが本当に2LDKの間取りや広さに満足しているのか、狭いと思っているのかはわからないということです。
中には、2人目の子供が生まれて4人家族になったら3LDKや4LDKの間取りの住居に引っ越そうと考えている人も少なからずいらっしゃると思います。
家族構成が決まらないうちは賃貸の方がリスクが低い
このようなことが想定されることから、独身時代や、結婚はしているけれど子供がまだいない世帯の場合、家族構成が固まる前までは、住み替えの際の金銭面の負担が少ない「賃貸マンション」に住むのが理想的だとも考えられます。
家を売る手間がなく、引越すだけで住み替えできますからね。
もしくは、物件を購入する場合でも、新築ではなく安価な「中古のアパート」や「中古のマンション」を購入することで、将来子供ができて家族の人数が増えた場合に、必要に応じて3LDKや4LDKといった広めのマンション、郊外の庭付きの新築一戸建てを購入することになった場合に「金銭面での負担」が軽減されるというメリットもあります。
※参考記事:家を高く売る方法の全て
既に家を購入している方も多いと思いますが、今住んでいる家が手狭になったから、広めの間取りの家に住み替えたいと考えている方は、上記ページに「家を高く売る方法」についてわかりやすくまとめていますので、よろしければ参考にしてみてください。