不動産の種類の一つに農地があります。
農地とは、その名の通り農業用の土地なのですが、農地法では「耕作の目的に供される土地」と定義されています。
この農地ですが、以下の5つに区分されています。
- 農用地区域内農地
市町村が定める農業振興地域整備計画において農用地区域とされた区域内の農地です。 - 甲種農地
第1種農地の条件を満たす農地で、市街化調整区域内の土地改良事業等の対象となった農地といった特に良好な営農条件を備えている農地です。 - 第1種農地
10ha以上の規模の一団の農地、土地改良事業等の対象となった農地といった良好な営農条件を備えている農地です。 - 第2種農地
500m以内に鉄道の駅があるなど、市街地化が見込まれる農地又は生産性の低い小集団の農地です。 - 第3種農地
300m以内に鉄道の駅があるなど、市街地の区域又は市街地化の傾向が著しい区域にある農地です。
この農地ですが、高く売るためには、不動産会社数社から見積もりをもらい、高い査定額を出してくれた不動産会社に農地の販売をお願いするのが基本的にはおすすめです。
農地の査定に対応している不動産会社はそれほど多くないため、効率的に査定をもらうためにも、下記にご紹介している農地査定に対応している「不動産一括査定サービス」をぜひ利用してみてください。
農地を高く売るためにおすすめの「不動産一括査定サービス」
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不動産売却一括査定「イエウール」
イエウールは大手の不動産一括査定サイトで、農地の売却査定にも対応しています。
イエウールへの登録ですが、一分足らずで、パソコンでもスマホでも簡単に登録可能です。
農地の一括査定を提供しているサービスは多くないので、とても貴重です。
農地を少しでも高く売るのであれば、イエウールの「不動産一括査定サービス」の利用をお勧めします。
もちろんサイトの利用は無料です。 -
不動産査定「リビンマッチ」
サービス開始からのトータル査定件数がなんと10万件を突破しているという、不動産売却一括査定サイトの「リビンマッチ」は農地の査定にも対応しているとても貴重なサイトです。
査定額は業者間で10%程度前後することもあるため、農地を可能な限り高く売るためにもぜひ利用してみてください。
もちろんサイトの利用は無料です。
これって農地なの?
農用地区域は「農地」「採草放牧地」「混牧林地」「農業用施設用地」に区分されますが、実際に農地かどうかは現況主義により判断されます。
具体的に言うと、その土地のおかれている「環境」や「利用状況」を総合的に客観的に見て、農地なのかどうかを判断するということです。
もちろん「家庭菜園」などは農地とはなりえませんが、土地登記簿上どのようになっているかではなく、農地法の定めた「耕作の目的に供された土地」である限り、基本的には農地だとされるということになります。
なお、これはあくまでも一般論であるため、詳細につきましては、「農林水産省」や最寄りの「市町村の事務局」にお問い合わせください。