結婚した後の新居探しで悩む新婚さんは多いようです。
もちろん、どのエリアに新居を持つかで悩む方も多いのですが、それ以上に新しく始める2人暮らしの間取りを2LDKにするのか、1LDKにするのかで迷うケースが多いようです。
ただの同棲であれば、賃貸にしておけば違う間取りに引越すことで、簡単に住居の広さを変更することも可能です。
ですが、新婚さんの場合、はじめから物件購入が前提であることが多いため、新居購入後に何らかの理由で手狭になったからと言って簡単に広い家に引越すのが出来ないのが悩みを大きくする要因となっているのです。
そうなると、他の新婚さんはどの程度の間取りの家に住んでいるのか、自分たちと似たようなケースの事例が気になりますよね。
そこで、2人暮らしの場合「2LDK」と「1LDK」のどっちを選ぶ人が多いのか、調べてみました。
2人暮らしだと2LDKに住むケースが多い
ある民間会社の調査によると、調査対象期間に2人暮らしの方々が住んでいる間取りを多い順に並べると
- 2LDK・・・約2割強
- 2DK・・・約2割弱
- 3LDK・・・約1割強
- 1LDK・・・約1割強
- 3DK・・・約1割弱
となったそうです。
一つの間取りが圧倒的に多いということにはなりませんでしたが、結果的には、2LDKと1LDKを比べたとき、2人暮らしのケースだと2LDKの間取りに住んでいるパターンが多いということが言えそうです。
2LDKと1LDKのどちらに住んでいるかを悩んでいる人が多いのにも関わらず、2LDKどころか実際には1LDKよりも3LDKを選んでいる人が多いのが印象的です。
価格をできるだけ抑えたいけれど、実際には1LDKでは手狭になるということでしょう。
ただし、気を付けるべき点としては、調査対象となった二人暮らししている方たちが、今心の中でどう思っているかはわからないということです。
上記調査だと二人暮らしで一番多いのが2LDKの間取りに住んでいるケースですが、この人たちが満足しているのか、狭いと思っているのかはわからないということです。
また特に新婚などの場合ですが、今は二人暮らしでも、将来子供を持つことを想定している場合も当然考えられます。
その場合、
- 子供のできる時期
- 子供含めた家族の人数が何人になるか
も考え、最初の内は賃貸マンションに住んだり、お手頃な中古アパート・マンションを購入して住んだりして、子供含めた家族の人数が決まり次第、長期間生活するための3LDKや3DKといった広めのマンション、郊外の庭付きの新築一戸建ての購入を考えている方もいらっしゃるでしょう。
逆に、結婚する年齢の高齢化(晩婚化)の影響もあり、はじめから子供を生む予定のないご夫婦もいらしゃるので、当面住居を買い替える予定はないという場合ももちろんあるでしょう。
二人暮らしといっても、結婚せず独身で同棲を続けるケースもあるでしょう。
いろいろなケースが考えられます。
話を元に戻しましょう。
調査結果を見る限り、結婚生活(新婚、再婚関係なく)やパートナーとの同棲など、二人暮らしを始めた方をみてみると、1LDKよりも2LDKに住んでいる人が多いようです。
ただし、住む家族の人数が増えることが考えられるのであれば、そのあたりも計算に入れ、高額な物件の購入には慎重を期すことをおすすめします。
必要を感じたときに買い替えるというのも賢い選択ですが、その場合、エリアの選択が重要になってきます。
なぜなら、郊外だったり、最寄駅から遠かったりと、立地に不便性を感じる物件は、資産価値が低いため、後々高く売れない可能性が高くなるからです。
買い替えを考える場合、売る時に資産価値がどの程度保たれるのか、事前にシミュレーションしてから購入されることをおすすめします。
そして、既に家を購入している方で、もっと広い間取りの家に住み替えたいと考えている方は、下記に「家を高く売る方法」についてわかりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてください。